大麻吸引T.O.P、義務警察の職位解除へ

大麻吸引T.O.P、義務警察の職位解除へ

 BIGBANGのメンバー、T.O.P(本名:チェ・スンヒョン)が、義務警察(兵役のかわりに警察に勤務する警察官)の身分から外れることになった。

 ソウル地方警察庁の関係者は8日、「裁判所がきょう、チェ・スンヒョンの大麻吸引容疑の起訴状を送達したことを確認した。書留として送ったはずなので、早ければあすごろ、起訴状が届き次第すぐに義警の身分を失うことになる」と語った。

 戦闘警察隊設置法施行令33条には、義警が刑事事件で起訴された場合、「職位解除」されるという規定がある。また戦闘警察巡警等管理規則では、「在宅起訴された者は、裁判所から起訴状の送達を受けた日から、その職位を解除しなければならない」と定めている。

 T.O.Pは、職位解除により、特に審査や手続きなく帰宅する。裁判所の確定判決が出るまでの間は、服務期間に含まれない。

 また、裁判所から1年6カ月以上の懲役もしくは禁固の実刑を科せられたら「当然退職」の処分を受ける。この場合、そもそも軍隊に行かない「戦時勤労役」(旧『第2国民役』)に編入される。

 言い渡された刑が1年6カ月に満たないときは、所属の地方警察庁が「受刑者再服務適否審査」を開き、T.O.Pが再び義警として服務することが適切かどうかを審査する。審査の結果、不適切となったときは「職権免職」の処分を受け、陸軍本部に移る。その後、社会服務要員や常勤予備役として軍服務を終えることになる。

イ・ジョンヒョン記者
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