意識不明T.O.P、入院先の医療陣が会見 「意識がはっきりしない状態」

意識不明T.O.P、入院先の医療陣が会見 「意識がはっきりしない状態」

 アイドルグループBIGBANGのメンバー、T.O.P(29)=本名:チェ・スンヒョン=の状態をチェックした主治医が「T.O.Pは薬物の過剰摂取で、意識がはっきりしない状態」と語った。

 梨花女子大木洞病院は、2階の大会議室で主治医のブリーフィングを開催。この席で、T.O.Pの状態について「現在は深刻な嗜眠状態。つまり、刺激に反応しない状態」「不安軽減目的で服用している精神安定剤を、過剰摂取したものと判断される。この精神安定剤は、睡眠薬とは性格が異なる薬物。T.O.Pはこの薬物を過剰服用した状態にあり、意識がはっきりせず、その後の血液検査もよくない状況」と説明した。

 T.O.Pの今後の回復状態については「同じ薬を飲んでも、人によって、いつ目が覚めるかはっきりとは言えない」と述べつつも「T.O.Pの場合は、経験上、合併症がなければ通常は1週間以内に回復すると判断している」と伝えた。

 さらに医療陣は「ただし、T.O.Pはまだ意識を取り戻しておらず、当面は集中治療室(ICU)で治療を受けることになるとみられる。現在は、うまく息ができない状態にあり、しかも薬物服用後の状況について精神科の治療を受ける必要もある」と説明した。

 T.O.Pは今月6日午後8時、ソウルの梨花女子大木洞病院のICUに入院し、治療を受けている。

ユン・サングン記者
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