大麻吸引T.O.P、法廷へ

大麻吸引T.O.P、法廷へ

 ソウル中央地検強力部(凶悪犯罪担当、イ・ヨンイル部長)は大麻を4回吸引したとして人気グループBIGBANGメンバーのT.O.P(29)=本名:チェ・スンヒョン、写真=を5日、起訴したことを明らかにした。

 T.O.Pは、昨年10月9日から14日まで、ソウル市竜山区内の自宅で歌手練習生の女(21)=逮捕・起訴済み=と共に2回大麻草を吸引したほか、別に2回液状大麻を電子タバコに入れて吸引したとされる。

 T.O.Pの容疑は、警察が今年3月に麻薬購入容疑で練習生を捜査した際に明らかになった。練習生は「売人から受け取った大麻をT.O.Pと一緒に吸った」と供述していた。一方、T.O.Pは警察で容疑を否認したが、警察が国立科学捜査研究院に鑑識を依頼した結果、T.O.Pの毛髪から大麻の成分が検出されたため、4月にT.O.Pを検察に送致した。

 T.O.Pは5月25日、検察で取り調べを受けた際、警察での取り調べ時とは違い、大麻草を2回吸引したことを認めたが、液状大麻を電子タバコで吸引したことは否定したという。

 T.O.Pは今年2月に義務警察(兵役で軍隊の代わりに勤務する警察)に入隊、ソウル・江南警察署の警察楽隊で服務していた。警察はT.O.Pが起訴されたのを受けて職位解除し、帰宅措置を取った。T.O.Pは判決が確定するまでの期間が服務期間から除外されるため、兵役の義務を果たすには後に再入隊して残りの服務期間を満了さなければならない。

パク・サンギ記者
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