妻を暴行・脅迫し位置追跡した疑い(位置情報の保護および利用などに関する法律違反)などで起訴された俳優リュ・シウォン被告(40)に検察が懲役8月を求刑した。
20日、ソウル中央地裁刑事第5単独(イ・ソンヨン判事)で開かれた論告求刑公判で、検察は「被告人(リュ・シウォン)は位置情報装置を相当期間取り付けていた。被害者は処罰を望んでいる」と求刑理由を説明した。
しかし、リュ・シウォン被告の弁護人は位置情報を収集していたことを一部認めながらも、「口論の際に多少過激な表現を使っただけで暴行した事実はない」として妻への暴行を否定した。
また、位置追跡装置を取り付けたことについては「(リュ・シウォンは)長期間家族と離れていることが多いという職業の特性上、妻や娘の安全を守るためにした」と主張した。
リュ・シウォン被告は最終陳述で「芸能界には未練がない。娘が一番大切だ。少なくとも娘に真実を告げなければならないと考えている。してもいないことをした父親にはなりたくない」と訴えた。
判決は来月12日午後2時に言い渡される予定だ。