6月6日、ソウル・汝矣島のクレジットカード会社「現代カード」本社で、「YG&現代カード コラボレーション・プロジェクト」の記者会見が開かれた。
BIGBANGや2NE1などが所属する大手芸能プロダクション「YGエンターテインメント」と、業界最大手のカード会社「現代カード」のコラボは、金融とエンターテインメント系が初めて事業に関し細部にわたり提携するもので、その成果にカード業界、エンターテインメント業界、国内外メディアが高い関心を示している。
記者会見の会場には国内外メディアの記者や業界関係者でいっぱいだった。
ところが会見中、想定外の人々が姿を現した。それは20代後半から30代半ばまでの女性会社員だちだ。
BIGBANGと現代カードの協力提携を告げる動画を上映するため、窓という窓はすべての黒のカーテンが閉められていたが、上映が終わりカーテンが開くと、窓の外に女性約200人が全員、携帯電話機などでBIGBANGメンバーを撮影していたのだ。
何という時代になってしまったことか。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やインターネットのチャットでうわさを聞きつけ、近くのオフィスで働いている女性たちがBIGBANGを一目見ようと集まってきたのだ。業務の手を一時止めてしまうほどのBIGBANG人気が実感できた取材だった。そして、不祥事や事故があったのにもかかわらず、今もBIGBANGに対し熱い気持ちを持ち続けているファンのハートが感じられた。