【取材メモ】ドラマ『ビッグ』、大ヒットを予感させるワケ

【取材メモ】ドラマ『ビッグ』、大ヒットを予感させるワケ

 5月29日、ロッテホテルワールド(ソウル市松坡区)で行われたドラマ『ビッグ』(KBS第2)の制作発表会。非の打ちどころがない完ぺきな条件ぞろいの30代婚約者と、やんちゃな18歳高校生の魂が入れ替わるというロマンチック・コメディーの制作発表会は、開催前から大きな話題になっていた。

【取材メモ】ドラマ『ビッグ』、大ヒットを予感させるワケ

 それは、『マイガール』(2005年)、『快傑春香』(同)、『ファンタスティック・カップル』(06年)、『快刀ホン・ギルドン』(08年)、『美男<イケメン>ですね』(09年)、『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』(10年)、『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』(11年)などでヒットメーカーとして知られている人気脚本家姉妹、ホン・ジョンウン&ミランが脚本を手掛けているから。しかも、主演は『私の名前はキム・サムスン』(05年)、『ファンタスティック・カップル』と並んで韓国3大ロマンチック・コメディーといわれる『コーヒープリンス1号店』(07年)に出演したコン・ユだ。コン・ユのドラマ出演は5年ぶりになる。

【取材メモ】ドラマ『ビッグ』、大ヒットを予感させるワケ

 ヒロイン役は映画『建築学概論』(12年)で「国民の初恋の人」と呼ばれ、演技力もお墨付きのmissAスジと、ロマンチック・コメディー映画『シラノ恋愛操作団』(10年)、『ワンダフル・ラジオ』(11年)に出演、「ロマンチック・コメディーの女王」として成長目覚ましいイ・ミンジョンが演じ、新たな大ヒットロマコメの誕生を予感させる。

 いつも撮影現場を温かいムードにしてくれるコン・ユ、その明るさにより現場を笑いで包むスジ、素直で天真らんまんな性格が共演者・スタッフから愛されているイ・ミンジョンは、制作発表会でも終始、和やかな雰囲気だった。

【取材メモ】ドラマ『ビッグ』、大ヒットを予感させるワケ

 「撮影現場でコン・ユさんをどう呼んでいますか」と報道陣から質問されると、スジは「コン・ユおじさんです」と即答。イ・ミンジョンは「コン・ユさんは潔癖症というか、きれい好きだと思っていたんですが、実は意外にそうでもなくて散らかす方でした」と冗談を言うなど、会場は笑いの渦になった。

 スジやイ・ミンジョンと共演することについて、コン・ユは「本当に幸せ。こんなにステキなことはめったにないでしょう。男性ファンには申し訳ありませんが、ドラマが終わったら会えないかもしれないので心から楽しみたいです」と、ときめく心の内を語った。

【取材メモ】ドラマ『ビッグ』、大ヒットを予感させるワケ

 記者たちの間では「ドラマがヒットするかどうかは制作発表会の雰囲気で予想が付く」といわれている。楽しく明るいムードの中で脚本家・演出家・出演者が楽しく笑い、温かさや優しさが伝わってくると、ヒットの予感がするものだ。

 記者としてではなく視聴者の1人として 『ビッグ』がスタートする4日夜9時55分が今から楽しみだ。

■ドラマ情報:『ビッグ』

イ・デドク記者
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