旅客船「セウォル号」沈没事故から1年たつが、俳優パク・ヘジンは追悼の意を込めて、これまで1年間、黄色いブレスレットを身に着けていたことが分かった。
パク・ヘジンのこうした行動は、昨年放送されたドラマ『ドクター異邦人』(SBS)の制作発表会の会場でも見られた。当時、出演者たちは胸に黄色いリボンをつけて登場したが、パク・ヘジンのリボンだけ形が違っていたため気になった。実は、これはパク・ヘジンが自らつくったリボン。パク・ヘジンはこの日、自分でつくったリボンをつけるとの意向を示した。自ら示す追悼の精神が注目された瞬間だった。
パク・ヘジンの黄色いブレスレットは別名「セウォル号後援ブレスレット」と呼ばれ、ブレスレットの販売収益金はセウォル号沈没事故の遺族たちに伝達される。正式名称は「記憶ブレスレット」で、「リメンバー20140416」と刻まれている。セウォル号の惨事を忘れず、覚えておこうという意味が込められているのだ。