パク・シフが携帯メッセージ公表、性的暴行疑惑に反論

パク・シフ
▲ パク・シフ

 芸能人志望の女性Aさんに性的暴行を加えたとして、Aさんから告訴された俳優のパク・シフさん(34)=写真=は6日、告訴内容に反論するため、Aさんがパクさんの後輩タレントのKさん(24)と携帯電話で交わしたメッセージの内容を追加公表した。これに先立ち、Aさんは5日、事件当日にAさんがパクさんの後輩タレントKさん(24)と交わしたメッセージの内容をマスコミに公表していた。告訴内容の真実をめぐり、パクさんとAさんは真っ向から対立した格好だ。

 双方が公表したメッセージの内容は、スマートフォン(多機能携帯電話端末)で通話やチャットを行うアプリ「カカオトーク」を通じて交わされたものだ。パクさん側関係者は「Aさんが公表したメッセージは全文ではない。われわれが公表したメッセージを見れば、当時の性的関係に強制性はなく、現場にいたKさんはパクさんとAさんに性交渉があった事実も知らずにいたことが分かる」と主張した。

 パクさん側が追加公表したのは、AさんとKさんが事件当日の先月15日午後12時55分から16日午前零時10分まで交わされた47回のメッセージ。これに先立ち、Aさんが公表したのは午後12時55分から午後4時半までの31回のメッセージだけだった。

 追加公表された部分で、KさんがAさんに「電話しろ」(午後8時33分)とメッセージを送ると「まだ腹の調子が悪い」「まさかさっきのアレのせいで妊娠したんじゃないか」(午後11時57分)という応答があったという。Aさんが性的暴行を受けたと警察に告訴したのは午後8時37分だ。パクさんは「警察への告訴以降もKさんと連絡を取っていた証拠だ」と主張した。これに先立ち、Aさんは「警察に告訴後、被疑者らが何度も連絡してきたが、一切応答した事実はない」と主張していた。

 双方が携帯電話で交わしたメッセージを相次いで公開し、真実をめぐる攻防を展開する中、Aさんは今月3日「メッセージを全て復元してほしい」として、携帯電話端末を警察に提出した。警察は捜査参考資料として、パクさんにも携帯電話の提出を求めた。

オ・ユギョ記者
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