タレント志望の20代女性に性的暴行を振るったとの容疑が持たれている俳優パク・シフが、前所属事務所代表を告訴した。
警察などが4日に明らかにしたところによると、パク・シフの弁護を引き受けた法務法人「プルメ」は同日午後、ソウル西部警察署に対し、パク・シフに性的暴行を振るわれたとして告訴した女性、その知人、パク・シフの前所属事務所代表の3人を誣告(ぶこく=虚偽告訴)・恐喝未遂・名誉棄損などで告訴した。
パク・シフは、3人が多額の和解金を受け取ることを目的に、共謀して事件をでっち上げたと考えて告訴に踏み切ったと伝えられている。
パク・シフはこのほど「和解金として10億ウォン(約8600万円)を要求しろ」という女性の知人のアドバイスや「被害者に見えるように演技力を発揮する」といった女性の返信が含まれているといわれる二人の「カカオトーク」(スマートフォン〈多機能携帯電話端末〉向け無料チャット・通話アプリ)のやり取り内容などを警察に提出、警察は分析に取り掛かった。