俳優パク・シフ(写真)が芸能人志望の女性(22)に対し性的暴行を働いたとして告訴された事件をめぐり、裁判所は事件が発生した今月15日ごろ、被害者の女性と知人の男性俳優(24)がカカオトーク(スマートフォン〈多機能携帯電話端末〉向け無料チャット・通話アプリ)でやりとりしたメッセージが保存されているサーバーを入手した、と27日発表した。男性俳優は事件当時、パク・シフと女性を引き合わせ、パク・シフと共謀して女性に対しわいせつな行為をしたとして告訴されている。
水原地裁城南支部は26日、パク・シフの弁護人による証拠保全請求を受け、京畿道城南盆唐警察署を通じ、同道城南市盆唐区にあるカカオトークの運営会社で、女性たちがやりとりしたメッセージが保存されているサーバーを入手したという。パク・シフの後輩で、女性の知人でもある男性俳優は「(事件の)翌日にも女性と無事を確認するメッセージをやりとりした」と主張し、これに対し女性側は「無事を確認するメッセージではなく『これからどうするのか』など、今後のことを心配する内容だった」と反論している。問題のサーバーは今後、パク・シフの自宅での性的な接触に強制性があったか否かを判断する状況証拠になるとみられる。