歌手シン・ヘチョル心停止・意識不明、減量手術の副作用か

「減量のため胃くくる手術の副作用で敗血症」説

歌手シン・ヘチョル心停止・意識不明、減量手術の副作用か

 歌手シン・ヘチョルさん(46)が22日、心停止のため緊急手術を受けたが、意識不明に陥っていることが分かった。入院しているソウル峨山病院の関係者は23日、「シンさんは22日午後に心肺蘇生(そせい)を施され、緊急治療室に運ばれた。手術後も意識が戻らず、瞳孔反射もない」と明らかにした。シンさんが同病院に搬送されてきた時には既に瞳孔反射がなく、自発呼吸もできない状態だったという。医療スタッフらは、シンさんの腹膜に幅広い炎症があり、腸の一部が狭窄(きょうさく)している状態だったと明らかにした。また、心臓の内膜に液体と空気が入りたまったため、心臓が圧迫されて心停止を引き起こしたとも話している。

 このニュースが報じられると、「シンさんは減量のため胃をくくる『胃緊縛術(胃バンディング術)』を受け、その副作用として小腸狭窄を起こし、敗血症で意識不明の状態に陥ったといううわさがインターネットやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じ急速に広がっている。これに対し、シンさんの所属事務所は「数年前にソウル市松坡区内の病院でそうした手術を受けたのは事実だ。しかし、医療関係者からは今回の心停止とその手術は関連がないと聞いた」と話した。シンさんは2012年に胆のう除去手術を受けて以降、急激に体重が増えたために減量を試みていたとのことだ。

クァク・レゴン記者
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