ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した効果がキム・ギドク監督の映画『ピエタ』=写真=の興行に現れた。
チョ・ミンスとイ・ジョンジンが出演した『ピエタ』は9日、全国171スクリーンで2万8975人(10日、映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワーク調べ、以下同じ)が入場した。第69回ベネチア国際映画祭の最高賞・金獅子賞を受賞したというニュースが伝えられる前日8日の1万8415人に比べると60.0%増だ。
これは『ピエタ』が韓国映画初の世界3大映画祭(カンヌ、ベルリン、ベネチア)最高賞受賞作になったことや、チョ・ミンスが審査員の全員一致で主演女優賞にノミネートされたことなどで作品に対する関心が大幅に高まったためと見られる。これで公開された6日からの通算観客動員数は6万8497人になった。
なお、同日の興行成績1位は17万9606人を集めた米国映画『ボーン・レガシー』だった。