ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に進出した『ピエタ』(キム・ギドク監督)を英国ロイター通信も絶賛した。
ロイター通信は4日(現地時間)、「残忍ながらも美しい韓国の映画がベネチアを揺るがした」というタイトルで、同映画の公式上映について報じた。
ロイター通信は同映画について、「じっと見ていられないぐらい暴力的だが、残忍な取り立て屋と彼の母親だと名乗る謎の女性の物語は、観客を引き込むスリラーと感動的なラブストーリーを一つにまとめている」と評した。「『ピエタ』が金獅子賞の有力候補に浮上した。『ピエタ』の入場券を手に入れようと争奪戦が繰り広げられている」と伝えた。
また、ハリウッド・リポーターに続き、ロイター通信も女優チョ・ミンスについて、「キム・ギドク監督が“黒髪のマリア”として描写したヒロイン、チョ・ミンスは8日に閉幕する今回の映画祭の強力な主演女優賞候補」と評価した。