ユ・アイン、控訴審で執行猶予付き判決受け釈放…裁判所「睡眠障害・うつ病により犯行に及んだ」

ユ・アイン、控訴審で執行猶予付き判決受け釈放…裁判所「睡眠障害・うつ病により犯行に及んだ」

 【NEWSIS】向精神薬プロポフォールや大麻など薬物を常習的に使用したとして裁判沙汰になっていたユ・アイン(本名オム・ホンシク、38)が、控訴審で執行猶予付き判決を言い渡され、釈放された。

 ソウル高等裁判所刑事6部(裁判長:権純亨〈クォン・スンヒョン〉部長判事)は18日、麻薬類管理に関する法律違反(向精)などの罪に問われていたユ・アインに対し、懲役1年を言い渡した原判決を破棄して懲役1年・執行猶予2年を言い渡した。

◆【写真】ユ・アイン、一審の判決言い渡しに出廷

 併せて罰金200万ウォン(約21万円)と追徴金およそ154万8000ウォン(約16万3000円)、80時間の社会奉仕、40時間の薬物治療講義の受講を命じた。

 裁判所は被告の▲3回にわたる大麻使用▲麻薬類の常習使用▲医療用麻薬の常習買収については一審と同じく有罪と認めた。ただし▲大麻授受および大麻使用教唆▲証拠隠滅教唆については無罪と判断した。

 裁判所は「薬物犯罪は摘発が容易でなく、再犯の危険性が高いと共に、幻覚性・中毒性などにより社会全般に及ぼす害悪が大きい」とした上で「被告は麻薬類管理法の盲点を利用して自分の家族・知人の名義を任意に使用して犯行に及び、罪質はよくなく、非難の余地は大きい」と指摘した。

 その一方、量刑をめぐっては「長期にわたり睡眠障害とうつ病に悩まされ、よく眠れない苦痛により犯行に及んだものとみられる」とした上で「被告は現在、薬物依存性の相当部分を克服したものとみられ、再犯しないことを誓った」と説明した。

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チャン・ハンジ記者
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