【NEWSIS】2017年公開の映画『リアル』がOTTで再び注目を集めている。この映画は公開当時、大衆や批評家たちから酷評され、観客動員数は47万人だった。
『リアル』は3月30日、Netflix「きょうの大韓民国のトップ10映画」で4位にランクインした。故ソルリさん(1994-2019)が『リアル』撮影の際、ベッドシーンを強要されたという疑惑が浮上し、同映画が今になって再び関心を集めているというわけだ。
◆【写真】キム・スヒョン&ソルリ出演『リアル』メディア試写会
一部オンライン・コミュニティには「ソルリのベッドシーンは何分何秒に登場する」というコメントが投稿されている。ソルリさんに対するベッドシーン強要疑惑は3月28日に浮上した。
この日、ソルリさんの遺族はコメントを発表し、「2019年、ソルリの葬儀のとき、疑わしい内容を耳にした」とした上で「スタッフや俳優たちの証言で知った。ソルリとキム・スヒョンのベッドシーンはもともと台本では具体化されていなかったと聞いている」と主張した。
また、遺族は「撮影当時、ソルリの裸のシーンについては代役がおり、代役は現場にいたと聞いている。どうして代役を使わずソルリを説得してベッドシーンや裸のシーンを強要したのか尋ねたい」とコメントした。
さらに「当初、ベッドシーンと裸のシーンを撮影する日、代役が体調不良のため来られなかったと聞いていた。葬儀のときに聞いた出席者らの証言によると、代役は現場にいたそうだが、事実なのか」と問い掛けた。
遺族は「そのほかにも、ソルリの葬儀の場でいろいろな話を聞いたけれど、ファクト中心に三つだけ質問するので、これに積極的に答えていただきたい」と主張し、『リアル』の演出を担当したイ・サラン監督やソルリと息を合わせた俳優キム・スヒョンに立場を表明するよう要求し、波紋を呼んだ。