『その冬、風が吹く』初回2話連続放送の狙いとは

『その冬、風が吹く』初回2話連続放送の狙いとは

 13日にスタートするSBS新水木ドラマ『その冬、風が吹く』が第1、2話を連続放送することが分かった。翌14日には第3話が放送されるため、初週に3話が放送される見通しだ。

 初回から連続放送という、異例の編成の理由について、制作関係者は「『その冬、風が吹く』の1話と2話のストーリーが密接につながっているので、連続放送で視聴者の興味を引きつけることができる」と説明した。

 しかし、一方では同じ日にスタートし、正面対決を繰り広げるKBS第2テレビの『IRIS 2』をけん制するためだという見方も出ている。チョ・インソン、ソン・ヘギョが出演する『その冬、風が吹く』に劣らず、『IRIS 2』もチャン・ヒョク、イ・ダヘ、イ・ボムス、オ・ヨンスら豪華キャストで話題を集めている。

 『IRIS 2』が、30%を超える視聴率で人気を博した前作『IRIS-アイリス-』の人気を引き継ぐとなれば、『その冬、風が吹く』としては大きな脅威だ。

 さらに、『その冬、風が吹く』と『IRIS 2』はKBSでの編成をめぐり、天秤にかけられ、結局KBSは2作品の編成を話し合った結果、『IRIS 2』を選択したという経緯がある。『その冬、風が吹く』としては序盤、勢いで押されないためにも、2話連続放送という強硬手段に打って出たと見られる。

 『その冬、風が吹く』と『IRIS 2』は共に13日夜9時55分からスタートする。

■ドラマ特集:『その冬、風が吹く』

キム・ヨンファン記者
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