女優キム・テヒはSBSの新ドラマ『張玉貞(チャン・オクチョン)、愛に生きる』(仮題)への出演を決めた。
ドラマ制作会社「ストーリーTV」関係者は8日、「キム・テヒは同ドラマのタイトル・ロールである張玉貞を演じることが決まった。当代最高の女優たちが演じてきた張禧嬪の役を引き継ぐ」と明らかにした。張玉貞は朝鮮時代第19代大国王・粛宗の側室で、張禧嬪(チャン・ヒビン、側室の最高位にある、張という氏を持つ女性の意)の実名だ。
キム・テヒにとっては2011年2月に終了したMBC『マイ・プリンセス』以来、約2年ぶりの韓国国内でのドラマ出演。この新ドラマは来年3月スタートの予定だ。
制作会社はスターニュースの取材に「歴史は勝者の記録。私たちが知っている、悪女として名高い『張禧嬪』は仁顕王后(粛宗の正室)の立場から見た姿。約500年前に賎民・張玉貞から王の側室・張禧嬪になったが、単なる魔性の女だったらそこまで上りつめられただろうか。悪女・張禧嬪を描いてきたこれまでのドラマよりも現代的な感覚による解釈を加え、深みのある内容になっており、想像力も膨らませたドラマになるだろう」と説明している。
また、「今回のドラマでは、針仕事をする女官『針房内人』だった張玉貞を朝鮮時代のファッション・デザイナーと解釈したり、化粧品を製造した『補艶署』での様子を描いたりするなど、多彩な見どころがあるだろう」とも話している。