捕縄で腕を戒められ…パク・ユチョン、留置施設へ移送

捕縄で腕を戒められ…パク・ユチョン、留置施設へ移送

 麻薬の陽性反応が出た歌手・俳優のパク・ユチョン(32)が、捕縄姿で拘置所へと移送された。

 パク・ユチョンは26日午後、京畿道水原市の水原地方裁判所で拘束令状実質審査を受けた。

 今回の令状実質審査の結果、パク・ユチョンは身柄を拘束され、実質審査終了後に捕縄を付けられた姿のまま京畿南部地方警察庁の留置施設へ移送された。

 令状実質審査を終えて出てきたパク・ユチョンの腕は捕縄で戒められていた。実質審査前に取材陣の前でほほ笑みを浮かべていたのとは、まったく異なる姿だった。これに先立ち警察で事情聴取を受けたとき、取材陣の前でほほ笑みを見せた様子とも違っていた。ほほ笑みは消え、そして天を仰いた。

 移送車両に乗せられるパク・ユチョンは、何も言わなかった。麻薬乱用の容疑について一言ほしい、という取材陣を後に、裁判所を離れた。

 身柄を拘束されたパク・ユチョンは、京畿南部地方警察庁の留置場に入ることになる。

 ユチョンは今年初めに違法薬物を購入し、元交際相手で南陽乳業創業者の孫のファン・ハナ容疑者と一緒にソウル市内のファン容疑者宅などで薬物を使用した疑いが持たれている。

 なお、3度にわたり警察の取り調べを受けたユチョンは薬物使用容疑について否認していたが、警察が国立科学捜査研究院に鑑定を依頼した結果、陽性反応が出たことから、警察は23日、麻薬類管理に関する法律違反の罪で事前拘束令状(容疑者の身柄を確保できていない状態で捜査機関が裁判所に請求する令状)を請求した。

イ・ギョンホ記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>