麻薬乱用の容疑で身柄を拘束された歌手・俳優のパク・ユチョン(32)が29日、警察の取り調べで容疑の大部分を認める趣旨の供述を行ったことが伝えられた。
京畿南部地方警察庁麻薬捜査隊などが明らかにしたところによると、パク・ユチョンは29日午前から行われた警察の取り調べで、麻薬乱用の事実を大部分認めた。パク・ユチョンは「自分自身を下に置くのが怖かった」と述べつつも「認めるべきは認めて謝罪すべきは謝罪しないといけないと思った」と供述しているという。
今月10日に涙の記者会見を行って以来ずっと守ってきた「潔白」という自らの立場を覆したのだ。
パク・ユチョンは、今年2月から3月にかけて、南陽乳業創業者の孫娘で元交際相手のファン・ハナ容疑者(31)と共に覚せい剤「ヒロポン」1.5グラムを購入し、その一部を5回にわたって使用した疑いが持たれている。パク・ユチョンは今月28日に身柄を拘束された後、最初の取り調べでも一貫して容疑を否認していた。
韓国警察は、今週中にパク・ユチョンの取り調べを終えて検察へ送致する予定だ。