麻薬を乱用した容疑が持たれていた歌手・俳優のパク・ユチョン(32)が26日、身柄を拘束された。
水原地裁の朴正済(パク・ジョンジェ)令状専担判事は26日午後、「麻薬類管理に関する法律」違反の容疑が持たれていたパク・ユチョンの「拘束前被疑者尋問」(令状実質審査)を行った後、同日午後遅くに拘束令状を発布した。
水原地裁の朴判事は、拘束事由について「証拠隠滅と逃走のおそれがあり、身柄拘束の必要性とその相当性が認められる」と説明した。
これに先立ちパク・ユチョンは、水原地裁で拘束令状の実質審査を受けた。およそ1時間ほどで実質審査を終えた後、パク・ユチョンは捕縄付きの姿のまま取材陣の前に姿を現した。
パク・ユチョンは今年2月から3月にかけて、南陽乳業創業者の孫娘で元交際相手のファン・ハナ容疑者(31)と共に3回にわたって覚せい剤「ヒロポン」計1.5グラムを購入し、その一部を5回にわたって乱用した疑いが持たれている。
なお、3度にわたり警察の取り調べを受けたユチョンは薬物使用容疑について否認していたが、警察が国立科学捜査研究院に鑑定を依頼した結果、陽性反応が出たことから、警察は23日、麻薬類管理に関する法律違反の罪で事前拘束令状(容疑者の身柄を確保できていない状態で捜査機関が裁判所に請求する令状)を請求した。