カン・ジファン問題、賞罰倫理委に再上程

カン・ジファン問題、賞罰倫理委に再上程

 所属事務所と専属契約問題でもめている俳優カン・ジファンの芸能活動に再び黄信号がともった。

 エスプラス・エンターテインメント(以下、エスプラス)はプレスリリースで「カン・ジファンの件は韓国芸能マネジメント協会賞罰倫理委員会に再上程された」と26日に明らかにした。

 エスプラス側は「カン・ジファンは所属事務所の職員らに無差別的な暴言や非常識かつ非道徳的な行為をした。芸能産業関係者に対し度を超えた傍若無人な振る舞いをし、公の場に立つ人間としてひどく資質に欠けるという問題点をあらわにした」と主張している。

 カン・ジファンは21日、エスプラスから専属契約効力存在確認と3億6000万ウォン(約2900万円)相当の損害賠償・不当利得金返還で訴えられている。

 エスプラス側によると、カン・ジファンは2013年10月31日まで同事務所所属であるのにもかかわらず、これを無視して第3者と専属契約同様の別契約を締結、無断で芸能活動に関する交渉を行ったという。これに関する根拠として、エスプラスはカン・ジファンが所属事務所との連絡を一方的に避け、SBS『カネの化身』(仮題)や釜山ロッテホテルのPRイメージキャラクター契約などを第3の代理人と進めた点を挙げた。

 エスプラスは11日にカン・ジファンの芸能活動停止仮処分申請も提出した。これについてカン・ジファンの法律代理人を務める法務法人エイペックスは当時、「カン・ジファンは法務法人とともにいつでも所属事務所との協議や対話に応じる意向がある」とし、所属事務所との連絡を避けたことはないと反論した。

チョ・ウヨン記者
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