詐欺容疑カン・ソンフン「自分は被害者」


 元ジャックスキスのカン・ソンフンが、10日友人A氏に頼んでレンタカー会社で高級乗用車を借りた後、これを担保に借り入れた3000万ウォンを返済しない疑いで、ホン氏から告訴された。11日には昨年11月、1億5000万ウォンを詐取した疑いで提訴されていたことも分かり、災難に遭った。

 しかし、カン・ソンフンは「間違って報じられた部分がある」ともどかしい様子だった。以下は、10日に日本から帰国したというカン・ソンフンと、12日に電話でやりとりした内容だ。

-まず3000万ウォンの告訴の件がある。ところが、債権者と示談したと報じられた。どういうことなのか。

 「僕はその金と全く関係がない。親友が車を担保に、知り合いから金を借り、僕の名前を出した。ところが、友人が金を返済しないので、債権者が芸能人である僕の名前を出せば、友人を脅して金を受け取ることができると思ったようだ。債権者が友人としばらく連絡が取れなかったので、僕の名前を出して、告訴した」

 「しかし11日、友人が債権者に3000万ウォンを返済し、示談した。そして、僕が借りたと誤報された部分に関しては、早ければ今日(12日)か明日(13日)中に、訂正報道が出る」

-1億5000万ウォンを詐取した疑いの告訴の件がもう一つある。
 「昨年冬に告訴された。知人が、僕の仕事(公演投資)を知り、一緒にやってみたいというのでお金を投資した。その金の出所が良くなかったようだ。債権者がお金を借りた知人のバックに、芸能人である僕がいると思い、高利貸式に借金の返済を要求してきた。僕も被害者だ。その上、告訴した人は僕が知りもしない人だ。告訴人は自分が出れば、不利になるだろうと思い、第三者を立てて告訴を進めた。すでに警察に出頭し、取り調べを終えている」

-今後、どう対応するつもりか。

 「今警察で捜査しているので待つしかない。1億5000万ウォン詐欺の件は、僕も弁護士を立てて対応している」

-真偽はともかく、元アイドルが詐欺疑いという不祥事で世間を騒がせた。心境は?

 「もどかしいが、どうしようもない。親友のミスとはいえ、僕が甘んじて受けなければならないことだ。しかし、真実は必ず明らかになるもの。

時間が経てば、誤解も自然に解けるだろう」

ヤン・スンジュン記者
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