11日午前10時、ソウル中央地裁519号法廷で、MCモンの初公判が行われた。
裁判中、沈黙を守っていたMCモンは「学生時代、歯がすごく痛くても、歯医者に行けなかった。そんな自分がバカだと思う」とし、「母親も11本、兄も10本歯がない。家族全員、歯が丈夫ではない」という事実を公開した。
MCモンは「現在も2本の歯が割れている」とし、「本当に歯が痛いので治療した。医者の勧めで、抜歯しただけ。兵役逃れの目的は絶対なかった」と容疑事実を否定した。
そして、ブローカーにお金を払い、入隊を延期したという容疑についても「入隊を延期したのは認めるが、入隊延期目的でお金を渡したというのは事実無根」と主張した。
MCモンは「僕はすでに道徳的に破綻した人間」とし、現在の自分の境遇に苦しむ姿を見せた。