兵役逃れ:検察、MCモンを在宅起訴

 ソウル中央地検刑事3部(イ・ギソク部長)は10日、故意に問題のない歯を抜いて兵役を逃れたとして、歌手のMCモン(31)=本名:シン・ドンヒョン、写真=を在宅起訴した、と発表した。

 検察によると、MCモンは2004年から06年にかけ、ソウル市内の歯科医院で、全く問題のない奥歯1本と、治療するだけで済む奥歯1本を抜くなど、計3本の歯を抜いて、兵役を逃れた疑いが持たれている。

 MCモンは1998年、最初の徴兵検査で1級(現役兵)の判定を受けたが、こうした方法により、2007年に兵役免除の判定を受けた、と検察は説明した。

 なお、年齢超過に伴う兵役忌避者の入隊義務免除の年齢基準が36歳以上となっているため、MCモンは35歳を迎える2014年までに有罪が確定した場合、再び徴兵検査を受けることになる。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者
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