常習賭博:検察「イ・ビョンホンに嫌疑なし」

 常習賭博の疑いで元交際相手クォン・ミヨンさん(22)に告発されたイ・ビョンホン(39)が、疑いを完全に一掃した。

 ソウル中央地検刑事7部(チョン・サンファン部長検事)は19日午後3時、ブリーフィングで「イ・ビョンホンさんとクォン・ミヨンさんの双方が申し立てた告訴・告発事件について、イ・ビョンホンさんに対しては嫌疑なしで不起訴処分とする。一方、名誉棄損の疑いでイ・ビョンホンさんが告発したクォンさんに対しては、起訴中止処分とした」と発表した。

 検察関係者は「イ・ビョンホンさんのクレジットカードの内訳などを調査した結果、証拠がないと判断した。確認された事実がないため、嫌疑なしとした」と説明。

 また、イ・ビョンホンが出演したドラマ『アイリス』(KBS第2)の撮影現場を訪れ、暴行事件を起こしたタレントのカン・ビョンギュ被告に対しては、名誉棄損及び恐喝未遂の疑いで書類送検したという。

 イ・ビョンホンは昨年12月、「精神的・肉体的な被害を受けた」という理由で、クォンさんから1億ウォン(約800万円)の損害賠償請求訴訟に続き、海外での違法賭博の疑いで刑事告発された。これに対し、イ・ビョンホンはクォンさんを相手取り、出版物による名誉棄損の疑いで検察に告訴。検察の今回の捜査結果発表は、クォンさんによる告訴・告発から約100日ぶりのことだ。

イ・ダジョン記者
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