疲れた一日の癒しになる韓国ドラマおすすめ作品ベスト5

疲れた一日の癒しになる韓国ドラマおすすめ作品ベスト5

 感動的なストーリーで涙腺を刺激し、ドラマファンにとって思い出に残る「ベスト作品」になっている作品がある。キャラクター設定から完璧な演技力、そして感性的な演出に至るまで、視聴者が涙や鼻水を流した韓国ドラマ5作品を挙げてみた。

◆『マイ・ディア・ミスター  ~私のおじさん~』(2018年)

疲れた一日の癒しになる韓国ドラマおすすめ作品ベスト5

 イ・ソンギュン、IUことイ・ジウン主演の『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~』は、多くの人が名作に挙げるドラマの一つだ。必死に生きている平凡な人たちが、お互いを通じて人生の意味を知っていく物語を描いている。ヒロイン役のイ・ジウンは、傷つき、成熟できないまま大きくなったイ・ジアンの孤独感、寂しさを完璧に表現し、その年の授賞式でベストアクトレス、最優秀演技賞などを受賞し、はまり役だとして好評を得た。

◆『椿の花咲く頃』(2019年)

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 『椿の花咲く頃』は、幸薄い生活を送っていた女性が、自分に正面からぶつかってくる男性と出会い、心の扉を開いて成長していく物語を描いた作品。コン・ヒョジンはシングルマザーで食堂を営むトンベク役を、一方カン・ハヌルは純朴なロマンチストのヨンシク役を演じた。トンベクとヨンシクの純粋な愛と成長、そして家族を思い出させるような名シーン、名ゼリフに多くの視聴者が涙した。同作は23%を超える視聴率を記録し、大きな話題を呼んだほか、主演のコン・ヒョジン、カン・ハヌルはそろって2019年KBS演技大賞授賞式で大賞、最優秀賞を手にした。

◆『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』(2019年)

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 『まぶしくてー私たちの輝く時間ー』は、キム・ヘジャとハン・ジミンが二人一役で「ヘジャ」を演じた。ここにナム・ジュヒョクが加わり、ヘジャとロマンスを繰り広げた。ヘジャは時間を巻き戻す能力を手にしたが、突然70代になってしまうという人物だ。若いハン・ジミンと年老いたキム・ヘジャの姿が交錯し、「時間離脱」というファンタジー的素材を通じて、あなたのきょうがどれほど「まぶしく」美しいのかを伝える。

◆『ディア・マイ・フレンズ』(2016年)

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 『ディア・マイ・フレンズ』は、長年付き合いのある友人5人の物語を描いた作品。5人が歩んできた人生、母親や妻としての犠牲、そして友人たちとの友情が込められたストーリーは、世代を問わず共感を得た。コ・ヒョンジョンとチョ・インソンが『春の日』以来11年ぶりに共演した作品で、今年オスカー女優となったユン・ヨジョンをはじめ、キム・ヘジャ、コ・ドゥシム、ナ・ムニ、パク・ウォンスクら、そうそうたる演技派女優が出演した。『ディア・マイ・フレンズ』は百想芸術大賞でテレビ部門作品賞、脚本賞を受賞し、作品性も認められた。

◆『ナビレラーそれでも蝶は舞う-』(2021年)

疲れた一日の癒しになる韓国ドラマおすすめ作品ベスト5

 今年4月末に終了した『ナビレラーそれでも蝶は舞う-』は、同名のウェブ漫画が原作だ。70歳でバレエを始めたドクチュルと、才能はあるがくすぶっている23歳のバレリーノ・チェロクの成長期を描いている。パク・イナンとソン・ガンが47歳の年齢差を超えた師弟間の深い愛情を表現した。さらに、アルツハイマー型認知症を患いながらも夢に向かって情熱を燃やし続ける老人の姿は、さまよう若者に癒しと声援を、夢を忘れた高齢者には希望を伝え、感動を呼んだ。

 5作品とも生き方の中に感動が込められている。単純にドラマというだけでなく、わたしたちの物語だからこそ、胸に響くストーリー。連休には、泣ける韓国ドラマを見ながら感傷に浸ってみてはいかがだろうか。

イ・ウジョン記者

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