歌手で俳優のキム・ヒョンジュンが軍入隊前、心境を語っていた。
キム・ヒョンジュンのファンカフェ(ファンたちが運営するサイト)には12日、キム・ヒョンジュンが韓国陸軍第30師団新兵教育大隊に入所する前日作成したとみられる長文の手書きの手紙とともに、髪を切る姿を収めた写真が掲載された。
キム・ヒョンジュンは手紙で、最近(自分が)私生活をめぐり物議をかもしたことで胸を痛めているファンに対し、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちを伝えた。
キム・ヒョンジュンは「気軽にあいさつする機会が得られず、結局別れの言葉を伝えることになった。実はこれまで、申し訳ないという思いが強かった。心の内を全てさらけ出すことがきないため、息を殺していなければならず、慎重かつ成熟な行動を取れなかった自分を反省しながら、つらい日々を過ごしてきた」と打ち明けた。
また「僕の心の中にはファンの皆さんのため…いや、ファンの皆さんに対する二つの思いが入り混じっていた。戸惑っているとき、多くの方が精神的に支えてくれた。お話できない部分までも自ら判断し、ひたすら信じ、僕に自信感を与えてくださった。どうやってお返ししたらよいのか」とし、感謝の気持ちを示した。キム・ヒョンジュンはさらに「また、僕のせいで傷つき、お怒りになった方には、どんな言葉で謝罪すればよいのか、ただひたすら負債の山を抱えて旅立つような心境」と述べ、申し訳ない思いを伝えた。
キム・ヒョンジュンは「でも、これから2年は僕が新たに生まれ変わるきっかけになると信じている。男として、芸能人として、責任感のある社会人となって戻ってきたい。僕が国防の義務を果たし戻ってくる日、以前よりも信じてくれる全ての人たちにとって、最善とまではいかなくても、よりよい人間になって帰ってきたい。その日、笑ってあいさつ申し上げることを約束し、筆を置きたいと思う」とした。
なお、キム・ヒョンジュンの元交際相手は4月半ば、妊娠による葛藤、精神的被害を受けたとして、キム・ヒョンジュンを相手取り16億ウォン(約1億7700万円)の損害賠償を請求した。キム・ヒョンジュンの入隊前日に当たる11日には、過去に暴行をめぐり示談金としてキム・ヒョンジュンが元交際相手に6億ウォン(約6600万円)を渡していたことが分かり、衝撃が走った。
キム・ヒョンジュンは1年9カ月にわたり現役兵として服務し、2017年2月に除隊する。