芸能界麻薬汚染:起訴された女優3人、初公判で容疑を否認

芸能界麻薬汚染:起訴された女優3人、初公判で容疑を否認

 今月13日に、睡眠導入剤(睡眠薬)や麻酔薬としても使われる向精神薬「プロポフォール」の投薬を常習的に受けた疑いでソウル中央地検に在宅起訴された女優イ・スンヨン、パク・シヨン、チャン・ミイネ。3人の初公判が25日、ソウル中央地裁で行われた。

 午前9時40分ごろ、イ・スンヨンが最初に法定に姿を見せ、その後パク・シヨン、チャン・ミイネが順番に姿を見せた。3人は取材陣の質問にはノーコメントで裁判所へ向かった。

 事件は大きく、3人がプロポフォールを医療目的ではない目的で使用したかどうか、使用について3人と医師の間に共謀が認められるかどうか、診療記録に未記載または虚偽記載があったかどうか、という点について争われた。

 医療目的ではない目的でプロポフォールを使用した疑いについて、3人とも「医療目的で使用したただけで、他の意図は全くなかった」と容疑を否認した。

 法廷に出席した3人は、それぞれ具体的な陳述はなく、弁護士が陳述した部分を認めるかどうかという質問に「はい」と短く答えるにとどまった。

 裁判所はこの日、具体的な事案を把握するため、病院管理台帳などに対する意見書および証拠資料の提出を被告に求めた。2回目の公判は来月8日に行われる予定だ。

ユン・ソンヨル記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>