韓国教育放送(EBS)は、Epik HighリーダーTABLOの兄で、同局の番組『スター・イングリッシュ』講師のデーブ(本名:イ・ソンミン)氏を降板させることにした。
EBSは19日、「デーブ氏の学歴や学位の真偽とは関係なく、きょうからデーブ氏の出演を取りやめた。これまで放送された講座もすべて削除することにした」と発表した。
同局関係者は、「デーブ氏は視聴者が疑惑を申し立てても、謙虚に応対するどころか、不誠実な態度を貫き通し、視聴者の不満をふくらませ、疑惑を増幅させた。EBSの講師は、より厳正な道徳的姿勢や教育者的な態度を堅持することが重要だ」と降板の理由を説明している。
デーブ氏をめぐっては、今月初めに学歴詐称騒動が巻き起こった。「米コロンビア大学修士ではない」という声が視聴者の間から上がったのだ。
これについて、デーブ氏は9日、『スター・イングリッシュ』公式サイトの掲示板に自ら、「コロンビア大学修士というプロフィールは、2005年にMBCの芸能番組『セクションTV』のリポーターとして出演した際、自分の意思とは関係なく記載されたもの。一度も自分の学歴についてうそを言ったことはない」と釈明した。