歌手パク・ヒョシンさんが専属契約を破棄したとして、元所属事務所から訴えられた裁判で、ソウル中央地裁は5日までに、パク被告が元所属事務所の社長に15億ウォン(約1億4480万円)の賠償金を支払うよう命じる判決を言い渡した。被告の担当弁護士が明らかにした。
パク被告が以前所属していた芸能事務所のインターステージは今年1月、被告が専属契約を破棄したとして、30億ウォンの損害賠償を求める訴えを起こしていた。
被告の担当弁護士は「元所属事務所は代表が交代しており、新代表との間で契約金を返還することで合意している状態だ。新代表ではなく元代表に賠償金を支払うよう命じる判決には戸惑っている」と話した。
訴状によると、インターステージ側はパク被告とアルバム第6集の発売に関する協議を行おうとしたところ、被告側が一方的に連絡を絶ち、マネジャーも接触を拒むなどして、予定していたアルバム製作に全く協力せず、専属契約上の誠実義務に違反したと主張した。