【NEWSIS】ポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』が、北米でわずか一日で250万ドル(約3億7000万円)を稼いだ。
米国の芸能メディア「バラエティ」が7日(現地時間)に報じたところによると、『ミッキー17』は前日のプレビュー試写会で250万ドルを稼ぎ出したという。北米では7日に公開され、週末に映画館3770カ所で上映される予定だ。北米での公開1週目の収益は1800万ドル(約26億6000万円)から2000万ドル(約29億6000万円)、世界での興行収入は4000万ドル(約59億2000万円)から4500万ドル(約66億6000万円)と予想されている。
◆【写真】ポン・ジュノ&ナオミ・アッキー&マーク・ラファロ&スティーヴン・ユァンら、『ミッキー17』の主役たち
ただ、同作の製作費は1億1800万ドル(約174億6000万円)に達している。黒字を出そうと思ったら、世界でおよそ2億7500万ドル(約407億円)から3億ドル(約444億円)の興行収入を上げなければならない。一部では黒字転換は難しいだろうと見ていたが、北米の興行成績ランキングでは競争相手がいない状態だ。そのため「『ミッキー17』が興行成績ランキング1位になるだろう」とみられている。
なお『ミッキー17』は、韓国では先月28日に公開された。3月7日には10万9850人を動員し、八日連続で興行成績ランキングの首位を守った(8日、映画館入場券統合ネットワーク調べ)。通算観客動員数は164万6215人だ。
◆ 興行成績:ポン・ジュノ監督の『ミッキー17』、公開から4日で観客100万人超