非常戒厳受け、青龍映画賞4冠の『ソウルの春』がユーチューブ・アルゴリズムに登場

　【NEWSIS】尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が3日夜遅くに非常戒厳を宣布し、戒厳軍が国会に侵入する様子などが報道されたのを受け、映画『ソウルの春』がユーチューブ・アルゴリズムに登場したという。

　尹錫悦大統領は国会を「従北反国家勢力」と呼び、電撃的に非常戒厳を宣布したが、それからおよそ6時間後の4日早朝、国会の要求に従い戒厳を解除した。

　非常戒厳の宣布は1979年の10・26事件（朴正煕〈パク・チョンヒ〉大統領暗殺事件）以来45年ぶりのことで、1987年の民主化以降、初めての事態だ。

　こうした事態にユーチューブなどを通じて接していた市民たちは、『ソウルの春』に関する動画がアルゴリズムに登場して不思議だという反応を示している。

　尹錫悦大統領が非常戒厳を宣布するやいなや、『ソウルの春』のメイン予告編動画はユーチューブ上で公開されてから1年以上たっているが、多くのコメントが寄せられている。

　インターネットユーザーたちは「竜山の春」「この映画より短い非常戒厳が終了するのを見てきた人たち」「尹錫悦大統領はこの映画を見て（非常戒厳を）宣布したのかな」「今年再公開したら今でも1000万人（動員）可能、よりによって主演はチョン・ウソン」などの反応を示している。