ファン・ジョンミン×チョン・ウソン『ソウルの春』作品賞・主演男優賞など4冠＝青龍映画賞

　【NEWSIS】「第45回青龍映画賞」の主人公は通算観客動員数1312万人を記録し、シンドロームを巻き起こした映画『ソウルの春』だった。

　『ソウルの春』は29日午後、ソウル・汝矣島のKBSホールで開催された第45回青龍映画賞の授賞式で最優秀作品賞を受賞した。ファン・ジョンミン、チョン・ウソンらメインキャストたちの好演とキム・ソンス監督の見事な演出が光った。

　『ソウルの春』は主演男優賞、編集賞、最多観客賞も獲得し、4冠に輝いた。特にファン・ジョンミンは今回の受賞により、『ユア・マイ・サンシャイン』（2005年）、『新しき世界』（2013年）に続いて3回目の同賞主演男優賞受賞となった。

　観客1191万人を動員して大ヒットした『破墓／パミョ』も4冠に輝いた。監督賞（チャン・ジェヒョン監督）、主演女優賞（キム・ゴウン）、撮影照明賞・美術賞を受賞した。キム・ゴウンは『ウンギョ青い蜜』（2012年）での演技により第33回同賞新人女優賞を受賞しているだけに、喜びもひときわだ。

　助演男優賞は『ベテラン2』のチョン・ヘイン、助演女優賞は『ロ・ギワン』のイ・サンヒに贈られた。新人男優賞は『大都市の愛し方』＝原題＝のノ・サンヒョン、新人女優賞は『ドライブ』＝同＝のパク・ジュヒョンが受賞した。『あなたと私』＝同＝で注目されたチョ・ヒョンチョル監督が新人監督賞と脚本賞を受賞した。

　昨年まで司会を務めた女優キム・ヘスの後を継いで、今年はハン・ジミンが司会者デビューした。ハン・ジミンは映画『虐待の証明／ミス・ペク』で第39回青龍映画賞主演女優賞を受賞している。もう1人の司会は俳優イ・ジェフンが務めた。