キム・ナヨン、非常戒厳関連ニュースに複雑な心境 「子どもに何も言えない」

　【NEWSIS】タレントのキム・ナヨンが非常戒厳宣布のニュースをめぐり、複雑な心境を打ち明けた。

　キム・ナヨンは4日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）に「子どもに何も言えない」という書き込みとともに、ソウル市内の風景を収めた写真を掲載した。

　写真を見たインターネットユーザーたちは「戦車が通り過ぎ、ヘリコプターが飛んでいるのを見て、7歳の子どもが今泣きながら寝ました。戦争が起きたのかって。きょう、皆さん個人それぞれの人生が穏やかでありますように」などとコメントを残した。

　また別のインターネットユーザーは「映画『ソウルの春』を実際に昨日見ました。何ということでしょう、戒厳令だなんて」という反応を示した。

　尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は前日午後10時30分ごろ、対国民談話を通じて非常戒厳を宣布した。

　国会は4日午前1時ごろ、在籍議員190人全員の賛成により戒厳解除決議案を可決した。尹錫悦大統領は同日午前4時30分ごろ、国務会議（閣議）で戒厳解除案を議決し、非常戒厳事態は6時間で終了した。