【NEWSIS】歌手イ・ヒョリが貧しかったころを思い出して涙を見せた。
イ・ヒョリは9日に放送された旅行バラエティー番組『お母さん、私と二人きりで旅行する?』(JTBC)で慶州を旅行中、母親チョン・ギスンさんに対し、30年ぶりにイカスープをつくってほしいと頼んだ。
◆【写真】イ・ヒョリ あふれるオーラと自信と美…グラビア公開
イ・ヒョリの家族が経済的に苦しかったころ、1杯のイカでスープをつくり、家族6人で分け合って食べた思い出のメニューだ。
イ・ヒョリは母親と一緒に食卓を囲み、涙を見せた。母親は「なぜ泣きそうになるの? いいから食べなさい。もうわだかまりは全部解いて」と言ったが、イ・ヒョリは食べながら涙を流した。その様子を見ていた母親が「なぜ泣いているの?」と尋ねると、イ・ヒョリは「分からない。これを味わったら、急に昔のことを思い出したの。悪い意味じゃなくて。いい意味で。思い出」と答えた。
制作スタッフとのインタビューでは「その理由を説明するのは難しいと思う。昔食べた味とまったく同じだけど、食べた瞬間、言葉で説明するのが難しいような、こみ上げる感情があった」と説明した。
イ・ヒョリは「これを持ち帰って『(裕福な家庭で育った夫の)イ・サンスンさん、涙のイカスープを知ってる?』って尋ねるつもりだ。わが家の物語はうちの家族だけが知っている。あのとき、わたしの器にはイカもあまり入っていなかった。1切れか2切れ?」と振り返った。母親は「お父さんにあげて、お兄ちゃんやお姉ちゃんたちにあげて」と語った。
イ・ヒョリは制作スタッフとのインタビューで「練炭も、ほかの人が捨てた黒こげになったものを拾いに行ったでしょ。練炭代を節約するため。(イ・ヒョリがイカスープを食べるのは)デビューしてから初めて。だから涙が出たんだと思う。わたしも胸が痛かった」と話した。
◆イ・ヒョリの母親、娘の元交際相手の実名暴露…「人間的にサンスンの方がずっといい」