パク・ボラムさんの死因判明…国立科学捜査研究院「急性アルコール中毒」

写真=共同取材団
▲ 写真=共同取材団

 【NEWSIS】先月突然亡くなった歌手パク・ボラムさん(29)の死因は急性アルコール中毒と推定される、という国立科学捜査研究院による最終的な検死結果が出た。

 南楊州南部警察署が23日発表したところによると、警察は最近、国立科学捜査研究院から「(パク・ボラムさんは)急性アルコール中毒で死に至ったと推定される」という内容の最終検死結果報告書を受け取ったという。

◆【写真】遺影の中で明るく微笑むパク・ボラムさん

 死亡当時、パク・ボラムさんは肝硬変や脂肪肝などにより健康状態がよくなかったことが分かった。また、急性アルコール中毒以外、ほかに死亡の原因となるようなものは発見されなかった。

 パク・ボラムさんは先月11日午後9時55分ごろ、京畿道南楊州市の知人宅で意識を失って倒れ、病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。

 当時、パク・ボラムさんは知人女性二人と焼酎1本程度を飲んでいたという。トイレに行くと言って席を立った後、戻ってこないのをおかしいと思った知人がパク・ボラムさんを発見したときには、すでに心臓が止まっていた。

 現場では、他殺や自殺を疑うような点は見られなかった。警察は、先月15日に行われた検死で「死因不明」という口頭所見が出たため、精密検査の結果を待っていた。

 2010年、Mnetのオーディション番組『スーパースターK シーズン2』に出演して顔を知られるようになったパク・ボラムさんは、2014年に『きれいになった』で正式にデビューし、積極的に活動を続けてきた。

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イ・ホジン記者
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