わいせつ動画を違法に撮影してグループチャットなどでばらまいた疑惑が持たれているチョン・ジュニョンは、遂に活動中断を宣言した。およそ10人の女性や韓国芸能界に被害を与えたのはもちろん、最近契約を結んだばかりの事務所の立場から見ても、3億ウォン(現在のレートで約2949万円)以上の金銭的被害があることが分かった。
チョン・ジュニョンは13日、所属事務所MAKEUSエンターテインメントを通して被害者の女性や一般に向けて謝罪を行い、「全ての活動を中断したい」と表明した。C9エンターテインメントとの契約終了後、今年1月にMAKEUSと専属契約を結んだばかりだった。
関係者らによると、契約当時にチョン・ジュニョンが受け取った金額は3億ウォン以上。歌手としてアルバムのリリースや公演活動はもちろん、バラエティー番組で活躍できる可能性、認知度などを考慮して策定された金額だ。活動に伴う収益の配分も、チョン・ジュニョンの取り分の方が多い構造だった。
良い待遇でチョン・ジュニョンを「迎え入れた」が、これといった活動もしないうちに事件が起き、事務所側は大損害を被ることになった。巨額の契約金も問題だが、チョン・ジュニョンを通して事務所側のイメージが深刻な打撃を受けたことも致命的だ。
なお、個人の過ちによる契約破棄になる場合、契約金の2倍に相当する違約金を払うのが通例。