24日に未明に自宅で自殺を試み、心肺停止状態でソウル市内の病院に搬送された俳優キム・ソンミンさんが26日、死去した。享年43歳。
キムさんは25日に第1次脳死判定を受け、26日午前に最終的に脳死と判定された。遺族は故人が生前から臓器の寄贈を希望していたことから、臓器移植手術に同意。腎臓や角膜などが5人の患者に移植されることになり、同日午後6時から現在まで手術が行われている。出棺は28日午前8時半の予定だ。
キムさんは2002年にドラマ『人魚姫』でデビュー後、数多くの作品に出演。09年にはバラエティ番組に出演し、親しみやすいイメージで人気を博した。しかし、11年に覚せい剤密輸と使用、大麻使用の疑いで懲役2年6月・執行猶予4年の判決を受け芸能活動を停止。昨年3月には再び麻薬使用の疑いで逮捕され、懲役10月が科され、今年1月に出所していた。