ナ・ホンジン監督の新作映画『哭声』が27日に米国で公開される。韓国では12日の正式公開に先駆け、11日夜からの公開が決まった。
米国の映画専門誌「バラエティー」が5日(現地時間)に報じたところによると、WELL GO USAエンターテインメントが『哭声』(英語タイトル:Wailing)の北米配給権を獲得したとのことだ。『哭声』は18日にカンヌ国際映画祭で上映されてから、27日に北米で公開される予定だ。
WELL GO USAエンターテインメントのドリス会長は「『哭声』は目が離せないショッキングな作品だ。ナ・ホンジン監督のファンにも、こうしたジャンルに新たに接する人々にもスリルを与えるだろう」と語った。
『哭声』は全羅南道谷城のある村に謎の日本人がやって来たのをきっかけに、おぞましい事件が相次いだことから、真相究明に乗り出す警察の苦悩を描いた映画。第69回カンヌ国際映画祭の非コンペティション部門に招待された。