エバーランドが3月16日から4月29日まで45日間にわたり、韓国の花祭りの幕開けを伝える「チューリップ祭り」を開催する。今年、全国で最も早い花祭りとなったエバーランドのチューリップ祭りでは、チューリップだけでなく、水仙やムスカリなど110種120本の春の花がエバーランド全体を華やかに彩る。ただ花を鑑賞するだけでなく、花のそばで写真を撮影できる大型フォトスポットも多数用意されている。

◆魔法の庭園「マジカル・チューリップ・ガーデン」

 チューリップ祭りのメーンステージであるフォーシーズンズ・ガーデンは16日から「マジカル・チューリップ・ガーデン」に生まれ変わる。エバーランドを代表するキャラクター、ララが暮らす童話の村がテーマになっている、色鮮やかなチューリップが咲き乱れる「マジカル・チューリップ・ガーデン」は六つのテーマゾーンに分かれており、ララが暮らすフラワーハウス、カフェ、動物園、庭園などがストーリーに沿って具現された。

 特に高さ5メートルの熱気球、高さ3メートルのビッグフラワー、ティーポットといった大きなオブジェがたくさん設けられており、まるで幼いころに夢見た魔法の庭園にやって来たような雰囲気が感じられ、春の花の香りに包まれながら記念撮影ができる。

 また、正門前のグローバルフェア・エリアでは、欧州のフラワーマーケットをコンセプトにした「マルシェ・オ・フルール」ガーデンが新たにお目見えし、花汽車や植木鉢の妖精などをモチーフにしたかわいらしいフォトスポットで写真を撮ったり、週末にはフラワー・ブティックで気に入ったチューリップの鉢を購入することができる。今年のチューリップ祭りでは、ユリ咲きのチューリップおよそ10種が新たにお目見えし、ランプの炎を思わせる「アラジン」、真紅のドレスを思わせる「プリティウーマン」など、珍しいチューリップを目にすることができる。

◆花の香りに包まれながら楽しむ野外公演

 チューリップ祭りとともに、春の香りいっぱいの場所で楽しめる公演もオススメだ。まず、フォーシーズンズ・ガーデンやグローバルフェアなど庭園エリアでは華の妖精、ミツバチ、幼虫など春をテーマにしたキャラクターが出演する公演が繰り広げられ、来場者とともに楽しいフォトタイムを行う「フォト・ワンダーランド」公演が新たに登場し、祭りの開幕日である16日から毎日3-5公演実施される。

 また、エバーランドの夜空を華やかに彩るマルチメディア花火ショー「レニのファンタジーワールド・ザ・アドベンチャー」は、ストーリー、映像、音楽、特殊効果などが完璧に一新され、16日夜から開催。

 そのほかにもブラジル・リオデジャネイロ、イタリア・ベニス、カリブ海沿岸など世界的なカーニバルの情熱が感じられる超大型パレード「カーニバル・ファンタジー・パレード」やパンダミュージカル「ラバオの冒険」、夜間「ムーンライト・パレード」なども3月30日から繰り広げれられる。

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