KARA 結局解散へ=3人が事務所移籍の見通し

【ソウル聯合ニュース】韓国4人組ガールズグループKARA(カラ)が現メンバーでの活動を終了する見通しだ。メンバーのうち、ギュリ、スンヨン、ハラの3人が2月2日に現在の所属事務所であるDSPメディアとの専属契約が満了することに伴い、それぞれ新しい事務所に移籍するもようだ。複数の芸能関係者が11日、伝えた。

 ただ、DSPメディアは「3人との再契約に関しては何も決まっていない」としている。

 通常、再契約は契約終了の数カ月前までに行われるため、3人の動きを踏まえるとグループの解散は決定しているとみられ、契約満了日にDSPメディアによる発表を残すのみとなっている。

 2014年に新メンバーとして加わったヨンジだけが残ることになり、今後、新メンバーを加え活動を続けるかは未知数だ。

 日本でも人気が高いKARAは日本側との契約も昨年12月で満了したとされる。

 3人の移籍先もほぼ固まったもようだ。

 日本や中国など海外での活動に関心を寄せるハラは、ペ・ヨンジュンが設立した大手芸能事務所、キーイーストが移籍先に挙がっている。

 女優業に強い関心を見せているスンヨンは、KARAとしての活動中に一緒に仕事をしたスタッフがいる事務所と交渉している。

 ギュリも多くの女優が所属する事務所の名前が挙がっている。

 KARAは07年にデビュー、少女時代やWonder Girls(ワンダーガールズ)と共にガールズグループ全盛期をリードした。

 日本でも人気を博し、韓流スターにのし上がった。だがメンバーが何度も変わり、その際にメンバーらと所属事務所の間にあつれきも生じた。

 13年にはニコルが、14年にはジヨン(知英)が脱退した。

 その後、新メンバーとしてヨンジが加わったが、全盛期の人気は衰えた。

 現メンバーによる活動は昨年5月に韓国でリリースしたミニアルバム「In Love」が最後となった。

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