「いじめ説」T-ARA所属事務所代表インタビュー

「メンバーの確執あったが深刻ないじめはなかった」
「いじめ説」波紋、鎮静化の気配なし

▲7月31日、ソウル市江南区のオフィスでインタビューに応じたコア・コンテンツ・メディアのキム・グァンス代表は、ガールズグループT-ARAのメンバーによる「いじめ説」を否定、「ファヨンとの契約を解除したのは最近の行動が理由」と述べた。/写真=許永翰(ホ・ヨンハン)記者
▲ ▲7月31日、ソウル市江南区のオフィスでインタビューに応じたコア・コンテンツ・メディアのキム・グァンス代表は、ガールズグループT-ARAのメンバーによる「いじめ説」を否定、「ファヨンとの契約を解除したのは最近の行動が理由」と述べた。/写真=許永翰(ホ・ヨンハン)記者

 人気ガールズグループT-ARAのバックダンサーだったと主張する人物が7月31日、インターネット上に「あるメンバーが練習中に(いじめ被害者とされ、30日に脱退が電撃発表された)ファヨンのほおをたたくのを見た」と書き込んで真偽をめぐり騒動になったり、いじめ説の真相究明を求める会員制ネット掲示板の会員数が31日現在で31万人を超えるなど、「T-ARAのグループ内いじめ」波紋は鎮静化する気配が全くない。

 こうした中、T-ARAが所属するコア・コンテンツ・メディアのキム・グァンス代表は同日、ソウル市江南区のオフィスでインタビューに応じ「(ファヨンとほかのメンバーの関係は)私たちが思うにそれほど深刻なほどのいじめではなかった。集団でいじめたりというようなことではない」と述べ、前日脱退したファヨンと、そのほかのメンバーたちの間に「問題」があったことを認めた。だがその一方で「これは人と人の間で日常的に起きる、ささいな確執に過ぎない。ファヨンの脱退理由はいじめではなく、ファヨンが27日に生放送の音楽番組で出演を拒否したこと」と説明した。以下は一問一答。

-ネットにはT-ARAのメンバーたちがファヨンに無理やりもちを食べさせるような場面など、いじめ説に関連する資料がアップされている。

 「どこでも人間関係にはある程度の確執があるのでは。デビュー以来、T-ARAではウンジョン、ソヨン、ボラのいじめ説があったが、それほど深刻なものではなかった。ファヨンの問題もその一つだった。集団いじめをするとか、そういうものではない。グループに後から加入したという理由でいじめられるなら、一番最近加入したアルムもいじめられるはずだが、そうではないではないか。もちを無理やり食べさせるように見える場面などは、全体の流れからその部分だけを切り取って見せているから、そのように見えるのだ」

-「真相が明らかになっていないのに被害者とされるファヨンを脱退させたのは、いじめ説を隠すためではないか」と指摘する声があるが。

 「先週、日本武道館でのコンサートを無事に終え帰国したばかりなのに、いじめでメンバーを脱退させるなんて話にならない。ファヨンとの契約解除はいじめが理由ではない。(ファヨンが)生放送番組の出演を拒否し、皆さんとの約束を破ったためだ」

-ファヨンはほかのメンバーに比べおとなしく礼儀正しいという話もある。

 「振付のレッスン室でファヨンがほおをたたかれたというデマを流した人物も、警察に捜査を依頼したところ(T-ARAとは)何の関係もない子どもだった。確認がされないまま話が広がっている」

金城敏(キム・ソンミン)記者
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