アナウンサー出身のタレント、チェ・ウンギョン(53)が50代ながら筋肉量を維持している近況を伝えた。
3月3日に放送されたKBS第1の時事教養番組『朝の広場』に出演したチェ・ウンギョンは、スタイル管理の秘訣に関する質問に答えた。自分の食習慣や運動法について話したチェ・ウンギョンは「これまで2カ月ほど運動できなかった」とした上で「週に4回くらいはすべきだけど、2回しかできていないため運動量は落ちた。でも、長年続けてきただけあって、筋肉が極端に落ちることはなかった」と語った。
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チェ・ウンギョンのように過去に高強度の運動を持続的にに行っていた人は、その後に運動量を減らしたり中断したりしても、再開したときに筋肉が比較的維持・回復しやすいケースが多い。筋肉は以前鍛えられた状態を記憶しており、再び運動を始めると速やかに復旧する特性があるが、これを「マッスルメモリー」と呼ぶ。
こうした現象は実際に研究でも確認されている。ノルウェー・オスロ大学のクリスティアン・グンデルセン教授の研究チームによると、高強度の筋力トレーニングを行うと、筋肉細胞内の筋核数が増加するという。運動を中断して筋肉のサイズが縮小する萎縮が発生しても、一度増えた筋核数は容易に消滅せず、長期間維持されることが分かった。
研究チームは、筋核がそのまま残っている場合、再び運動を始めたときにタンパク質の合成が速やかに活性化され、筋肉が以前よりも容易に回復できると説明した。また研究では、人間の筋核は少なくとも15年以上、安定的に維持される可能性があることが提示された。
筋肉だけでなく、われわれの脳や神経系も運動パターンを記憶していることが知られている。高強度の運動を通じて発達した神経効率は、運動量が減っても一定部分は維持される傾向があり、相対的に少ない努力でも筋肉の緊張度を維持するのに役立つ可能性がある。
運動量を減らしても、一定期間は体力と筋肉を維持できるという研究結果もある。米陸軍環境医学研究所の研究チームによると、一般人の場合、運動時の心拍数で評価される運動強度を維持する限り、訓練頻度を週2回に減らしたり、全体運動量を33-66%カットしても、持久力遂行能力が最大15週間維持されることが分かった。また、筋力と筋肉量についても、相対的負荷と運動強度を維持すれば、週1回・1種目1セットの筋力トレーニングだけで最大32週間維持できると報告されている。ただし、高齢者の場合は筋肉量を維持するために週2回以上、1種目2-3セットの運動が必要になる場合がある。
これらの研究は、若いときの筋力トレーニングが高齢期の健康にも大きな影響を及ぼし得ることを示唆している。加齢とともに新たな筋核を生成する能力は次第に低下するため、筋肉合成能力が高い若い時期に地道な運動を通じて筋核数を十分に確保しておくことが、老後のサルコペニア(筋肉減少症)予防に役立つ。
ただし、過去にたくさん運動をしていたからといって、突然高強度の運動を再開するのは危険だ。筋核は残っているかもしれないが、筋肉の体積やそれを支える靭帯、関節は以前に比べて弱っている可能性があるためだ。運動を再開するときは強度を段階的に高め、体を徐々に適応させることが重要だ。
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