ユンナ、基礎科学を学ぶ低所得層の大学生のため1億ウォン寄付…奨学金を新設

ユンナ、基礎科学を学ぶ低所得層の大学生のため1億ウォン寄付…奨学金を新設

 【NEWSIS】歌手ユンナが韓国奨学財団に1億ウォン(約1058万円)を寄付した。

 所属事務所C9エンターテインメントが10日に発表したところによると、ユンナは前日、ソウル市中区の韓国奨学財団(ぺ・ビョンイル理事長)ソウル事務所で行われた「2025年青い灯台歌手ユンナ寄付奨学金」寄託式に出席し、基礎科学分野の人材のための持続的な分かち合いを約束した。

【写真】 ユンナがグラビア撮影=「bnt」

 韓国奨学財団は、経済的な状況に関係なく、誰でも意志と努力さえあれば高等教育の機会を得ることができるよう、学資金支援のために設立された教育部(省に相当)傘下の準政府機関だ。未来の人材育成のためのさまざまな事業を推進している。

 韓国奨学財団とユンナは2026年に「青い灯台歌手ユンナ寄付奨学金」を新設し、単発ではなく年間1億ウォン規模で、基礎科学(物理学・天文学)を専攻する低所得層の大学生を支援する事業を続けていく計画だ。

 今回ユンナが寄付した1億ウォンは、学期ごとに物理学・天文学を専攻する優秀な大学生20人を選抜し、一人当たり250万ウォンの奨学金を支援するのに使用される。

 この日行われた寄託式で、ユンナは「ファンの皆さんからいただいた愛を未来の科学者たちと分かち合いたかった。毎年地道な支援を通じ、物理学と天文学を勉強している学生たちが経済的な不安を感じることなく学業にまい進し、夜空の星のように輝く人材に成長することを願っている」とコメントした。

イ・ジェフン記者
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