梨泰院雑踏事故から3年、24歳の若さで亡くなったイ・ジハンさん

梨泰院雑踏事故から3年、24歳の若さで亡くなったイ・ジハンさん

 【NEWSIS】俳優イ・ジハンさん(1998-2022)がこの世を去ってから3年たった。

 イ・ジハンさんは2022年10月29日午後10時ごろ、ソウル市内の繁華街・梨泰院で発生した群衆雪崩による事故で死亡した。故人は当時、ドラマ『コクドゥの季節』(MBC)で地上波デビューを控えていた。同ドラマで、女性医師ハン・ケジョル(イム・スヒャン)の元恋人チョン・イドゥン役にキャスティングされていた。2017年にMnetのオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2でデビューし、ウェブドラマ『今日もナムヒョンな一日』(2019)にも出演した。

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 父親イ・ジョンチョルさんは10・29梨泰院惨事遺族協議会の第1代代表を務めた。母親チョ・ミウンさんは昨年、故人の写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」で東国大学の名誉卒業証書を公開した。

 今年7月には「ジハン、お前に会えなくなってからきょうで1000日たったそうだよ。路上でわけもなく子どもを亡くしたお母さんの苦痛は、目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、心臓をえぐり出さなければ終わらないだろう」とした上で「お母さんはお前がこの世を去る直前の、美しかった24歳のあの日のまま、今も止まっているよ。とても悔しくて。とても寂しくて。とても惜しくて。1000日前に戻れたらいいのに…。2000日、3000日が順番通り待っているということ、お母さんはとても怖いし悔しいよ」とコメントし、イ・ジハンさんを恋しがった。

チェ・ジユン記者
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