【NEWSIS】始球式での危険な投球をめぐり物議をかもした俳優チェ・ヒョヌクが頭を下げた。
所属事務所ゴールドメダリストは13日、「チェ・ヒョヌクは始球イベントで発生した状況について、深く責任を感じている。現場のすべての方たちにご心配をおかけしたこと、重く受け止めている」とした上で「打席に立ったお子さんと保護者は、予期せぬ状況に驚いたはず。心からおわび申し上げる。本日、球団を通じて保護者と連絡がつき、おわびの手紙を伝達した。バッターを務めたお子さんも寛大に理解してくれた」と説明した。
【写真】 チェ・ヒョヌク、なかなか着こなせない鮮やかな赤いスーツもバッチリ
そして「当社も現場の管理と事前の打ち合わせに注意が足りなかった点を認識している。同じことが二度と起きないよう、内部のプロセスを点検するつもりだ」とした上で「あらためて、今回のことで不快な思いをさせてしまったすべての皆さんに心からおわび申し上げる」と伝えた。
チェ・ヒョヌクは10月9日、仁川市内のSSGランダースフィールドで行われた韓国プロ野球(KBO)準プレーオフ初戦の始球式に臨んだ。当時、チェ・ヒョヌクはサングラスを着用してマウンドに立ち、剛速球を投げた。すると、球がバッターを務めた子どもの頭上をかすめ、危うく大事故につながるところだった。現場ではため息がもれ、インターネット上でも危険を指摘する声が上がった。
チェ・ヒョヌクは翌日、ファン・コミュニケーション・プラットフォームを通じ、「幼い子どもが立っていたので、球をゆっくり投げるべきだった。本当に申し訳ない」と謝罪した。そして「緊張していて、球がすっぽ抜けてしまった」とした上で「打席に立っていた子どもとご両親に連絡がついたら謝罪したい」と伝えた。
なお、チェ・ヒョヌクは高校1年まで野球をしていた。中学3年だった2017年には、水原北中学校野球部のキャッチャーとして、大統領旗全国中学野球大会優勝に貢献した。