San E、所属女性歌手宅への住居侵入などで「嫌疑なし」…証拠不十分

San E、所属女性歌手宅への住居侵入などで「嫌疑なし」…証拠不十分

 【NEWSIS】所属女性歌手の家に無断侵入したとして訴えられたラッパーのSan E(サニ、40)=韓国名:チョン・サン=が「嫌疑なし」処分となった。

 San Eは8日、交流サイト(SNS)の自身のアカウントを通じ、暴力行為などの処罰に関する法律違反(共同住居侵入・共同器物損壊など)事件で、証拠不十分により検察不送致(嫌疑なし)決定を受けたことを明らかにした。

【写真】 San E「GRAZIA」グラビア

 San Eは今年3月、自身が代表を務める芸能事務所FameUs(フェイム・アス)エンターテインメント所属の中国人歌手RETA(レタ)=本名:符佳=から訴えられた。

 RETAはSan Eと所属事務所関係者A氏らを共同住居侵入および共同器物隠匿などで告訴した。

 告訴状によると、San EはRETAがビザ満了で中国に滞在している間、A氏に対し、RETAの韓国国内の居住場所に無断で出入りし、保管していた個人の所有物を外部に持ち出したり、廃棄したりするよう指示していたとのことだ。

 RETAは、San EとA氏に玄関ドアの電子錠の暗証番号を教えたことはなく、無断出入りや物品移動は全て自身の同意なしに行われたと主張している。

 しかし、警察は容疑立証に必要な証拠が不足していると判断し、不送致決定を下したとのことだ。

 San Eは昨年7月28日、ソウル市麻浦区のある公園で通行人B氏を携帯電話などで暴行したとして立件され、起訴猶予処分を受けている。

カン・ジュヒ記者
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