【Pickcon】ファッション・マガジン「ARENA HOMME+(アリーナ・オム・プラス)」では20日、米アカデミー賞を受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』の後、新作映画『ミッキー17』を手がけたポン・ジュノ監督のグラビア&インタビューを公開した。
原作と違う主人公ミッキーのキャラクターについて、ポン・ジュノ監督は「私は当初からミッキーが『ワーキング・クラス(労働者階級)』でなければならないと思っていました。労働災害専門担当の労働者で、極限の状況に置かれており、知的なバックグラウンドよりは裏通りの出身、あるいは底辺の階層の出身にしたかったのです」と答えた。
◆【写真】ポン・ジュノ監督「『ミッキー17』期待してください」
また、ポン・ジュノ監督初の長編アニメと伝えられている、深海をテーマにしたアニメーション映画については、「仮題は決めました。『The Valley(ザ・バレー)』です。今はほとんどの書類上で、このタイトルでコミュニケーションが取られています」と初めて語った。
『ミッキー17』が韓国・米国で公開中のポン・ジュノ監督は、現在9作目となる『The Valley』=仮題=の作業に取りかかっている。2026年の完成、2027年のワールドワイド公開が目標だ。全世界の映画ファンの注目を集めているポン・ジュノ監督のインタビューはARENA HOMME+の4月号に掲載されている。
◆興行成績:ポン・ジュノ監督新作『ミッキー17』公開10日目で観客200万人超