【NEWSIS】「フィソンの公演を久しぶりに見られると思い、すごくドキドキしていたのに、このような悲報に接することになるなんて、残念だし胸が痛む」(フィソン光州公演のチケットを予約していた人)
歌手フィソンさん(43)がこの世を去り、相次いでコンサートがキャンセルになったのを受け、ファンたちは虚しさを隠せない様子だ。
◆【写真】フィソン「Live In 3D」ショーケースライブ
フィソンさんは2021年10月、向精神薬「プロポフォール」を常習的に使用していたとして、控訴審で一審と同じく懲役1年、執行猶予2年を言い渡され、活動を自粛していたが、その後たびたび公演を行ってきた。
そして今年、レコーディング作業とともに本格的な活動再開に備えて努力してきた。先月にも誕生日記念ファンミーティング「ハッピー・フィース・デー」を開催。あっという間にチケットが売り切れるなど、ファンたちもフィソンさんを応援し、強く支持してきた。
さらに、フィソンさんは今月中に2公演予定していた。15日には、大邱市内のEXCOオーディトリアムで開催される予定だった歌手KCMとの合同公演「THE STORY」を控え、体づくりに励むなど、全盛期を再現するという覚悟を固めていた。また、23日には光州市内の朝鮮大学で「ホワイトデー・コンサート」を開催する予定だった。
これら2公演はどちらもキャンセルとなった。特に、KCMは仲間の突然の悲報にひどくうろたえ、深い悲しみの中にいるという。