【NEWSIS】人気グループBIGBANGのメンバー、G‐DRAGONが非常戒厳事態を批判するような投稿を相次いでアップしている。
G‐DRAGONは6日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「愛と平和」というコメントが記された動画を掲載した。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による非常戒厳宣布以降、社会の混乱が続いているのを受け、これを非難しているのではないかという声が上がっている。
G‐DRAGONは4日にも「勝手に消えろ」という投稿に「いいね」を付け、話題を呼んだ。これもまた、非常戒厳を宣布した尹錫悦大統領を非難しているのではないかという見方がある。
これに先立ち、尹錫悦大統領は3日午後10時25分ごろ、非常戒厳を宣布した。尹錫悦大統領は3日、「従北勢力を撲滅し、憲政秩序を守るために自由非常戒厳を宣布する」と述べた。
そして戒厳宣布からおよそ3時間後、国会は在席議員190人全員の賛成により戒厳解除決議案を可決し、6時間で非常戒厳は解除された。
しかし、これは12・3非常戒厳事態と呼ばれ、大きな波紋を呼んでいる。2回目の戒厳の可能性まで指摘され、不安が広がっている。
週末にはソウル都心や(国会のある)汝矣島一帯で、尹錫悦大統領の弾劾・退陣を要求する大規模な集会も予定されている。
◆G-DRAGONが戒厳宣布を批判? 「勝手に消えろ」という投稿に「いいね」